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第49号 |
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本学同窓会におかれましては、本学学生の進路活動に対し、組織をあげてご支援を賜りましたこと、まずは御礼申し上げます。 教員就職支援では、名古屋・尾張・三河地区の各会長様をはじめご関係の皆様のご理解とご協力のもと、多くの本学OBの皆様に教員就職特任指導員としてご参画いただきました。教職・学校現場の厳しさを伝える昨今の報道等があり、教職をめざす学生の意欲に好ましくない影響も懸念される中、OBの先生方には懇切丁寧にご指導いただき、今年度の教員採用試験対策支援の区切りを迎えることができました。教員採用試験への準備を本格化させる3年次秋からの受験対策や教職に関する事柄などの講義、小論文の指導をしていただいたOBの先生方、受験年度の対策として願書作成、面接・場面指導の指導をしていただいたOBの先生方に、感謝申し上げます。教員就職状況としましては、令和3年度(4年3月)教員養成課程卒業生について、正規採用と臨時採用をあわせた教員就職者数が、国立教員養成系大学・学部44校の中で全国第1位となりました(令和4年12月文部科学省調査結果より)。令和4年度卒業生の状況は下表1のとおりですが、教員就職者数は令和3年度卒業生と同水準にあり、引き続き全国トップレベルに位置していると考えております。 教育支援専門職養成課程は、この3月に第三期生を送り出しました。その進路状況は下表2のとおりですが、官公庁就職34.9%のうちでは愛知の自治体を中心に地方公務員が多く(45名中41名)、企業就職47.3%のうちでは医療・福祉と教育・学習支援が多く、また、大学院進学は12.4%でした。教育支援専門職養成課程の学生へのキャリア支援に、同窓会からの費用補助を活用させていただきました。おかげをもちまして、多くの学生が地域の自治体や教育・福祉支援等の現場に就職できましたこと、感謝申し上げます。今後の教育支援専門職養成課程卒業生の活躍、そして地域の教育・福祉支援等の現場での本学OBのネットワークの広がりに期待したいと思います。 教員就職では、採用試験の早期化・複線化の改革が進められようとしており、また、一般就職でも、インターンシップの見直し(企業が得た学生情報の選考への使用可能化)が図られ、学生の就職活動を取り巻く状況が大きく変化しつつあります。そのような中、一人でも多くの学生が希望する進路に進めるように、キャリア支援に努めて参ります。今後ともご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げす。
※1 教員欄( )内は、内数で臨時教員数を示す。
※2 その他欄は、パートタイム、一時的(1か月未満)な仕事、「院等進学」以外(大学の学部、大学の非正規生、専門学校等)への入学、海外留学、未定等。 〈主な企業・官公庁就職先〉 |