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地区・支部だより

「夢」を大切に 人の集まる同窓会に
勝谷 晋也 画像尾張地区・瀬戸支部
勝 谷 晋 也

技術科教室
(平成3年卒業)
瀬戸市立にじの丘中学校

 瀬戸市では「ドリームプラン」と称し、各学校がさまざまな分野で活躍する方々を講師としてお招きし、お話を伺ったり、一緒に活動したりすることで、子どもたちの夢を育む事業を行っています。講師は、映画監督やスポーツ選手など、多様な分野の方々です。昨年度は、瀬戸市出身の藤井聡太棋士をお迎えした学校もありました。どの学校でも、子どもたちが目を輝かせ、生き生きと活動する様子が見られました。
 瀬戸支部は、小・中・特別支援学校を合わせて24校で構成されています。今年度は3名の新入会員を迎え、会員数は169名となりました。6月の総会では、退職者や勤続者、新婚の会員に感謝状や記念品を贈呈しました。また、例年1月頃には、中学校ブロックごとに懇親会を開催しており、関係諸機関に出向されている先生方に来賓としてお越しいただき、親睦を深めるとともにさまざまな情報交換を行っています。
 今後も瀬戸支部では、つながりを大切にし、お互いに夢を語り合える同窓会であり続けたいと考えています。

西脇 治郎 画像名古屋地区・守山支部
西 脇 治 郎

国語教室
(昭和63年卒業)
名古屋市立守山西中学校

 守山区は名古屋市の東北部に位置し、南に矢田川、北に庄内川、区の東北端には市内最高峰の東谷山という、水と緑のあふれる自然豊かなところです。先日は区内の住宅地にニホンカモシカが現れました。また、絶滅危惧種の樹木「マメナシ」が多く自生している貴重な地域でもあります。国内の自生木の約4割が守山区にあるのだそうです。自然も豊かですが人口も多く、市内で3番目に人口の多い区です。令和3年度には新設の小学校が開校し、次年度は中学校が新たに開校する予定です。
 守山支部には、小学校が21校、中学校が8校、特別支援学校が1校あり、今年度は6名の新規採用者を迎えて会員数は287名になりました。5月には新規採用者の会を開催し、新しい仲間全員が参加してくれました。
 現在は9月の支部総会の準備を着々と進めているところです。少しでも多くの仲間が参加してくれるように工夫し、同窓の絆をますます強めていけたらと思います。


同窓の縁の有難さを再確認 「か・き・つ・ば・た」
の力で連携を
白井 利樹 画像三河地区・豊橋支部
白 井 利 樹

史学教室
(平成元年卒業)
豊橋市立松山小学校

 豊橋市は東京と大阪のほぼ真ん中にあって東海道新幹線も停車し、東三河の玄関口としての役割を担っている街です。近年では、豊橋市が映画やテレビ番組のロケ地として採用されることが多く、NHK「エール」、TBS日曜劇場「陸王」や「VIVANT」などがあります。
 この5月、参加人数に制限を設けない会としては5年ぶりとなる愛教同豊橋支部歓送迎会・懇親会を開催いたしました。コロナ禍で開催できない年、会員に声かけのできない年が続いていたため、人が集まらないのではという不安がありましたが杞憂に終わりました。
 なかなか顔を合わせられない同窓の先輩・同輩・後輩と久しぶりに会い、笑顔で談笑する姿が会場のそこかしこで見受けられました。さまざまな情報を共有したり交換したりし、有意義な会になったようです。同窓の縁の有難さを再確認することができました。今後も、互いに支え合い協働する同窓会活動を進めて参りたいです。

荒木 紫野舞 画像県立学校部
荒 木 紫野舞

特殊教育教室
(昭和63年卒業)
愛知県立千種聾学校

 県立学校部が行った研修会に一人の聴覚障害者の方が参加しました。手話通訳のもと、その方は普段接することのない高等学校の先生方とも話をすることができました。感想を聞くと、「緊張したが、困ることなく研修できた」高等学校の先生も「大変よい経験になった」とお話くださいました。特別支援学校では副次的な籍研究モデル事業が令和6年度から始まっています。今後、ますます共に学び合う教育の在り方の検討を進めていかなければなりません。高等学校、特別支援学校、そして小中学校といった横のつながりができることは、同窓会の財産です。これからますますこの財産を生かす必要があるのではないでしょうか。
 「か」限りない可能性に向けて 「き」絆を深め 「つ」強いつながりができる 「ば」場所(校種)を超えても 「た」(手を)携えることができる愛教同


醍醐味
横山 真澄 画像公務員部会
横 山 真 澄

法経社教室
(昭和63年卒業)
安城市副市長

 私は、昭和63年4月に安城市役所に入庁しました。元々、教員志望でしたが、市職員として働くことを選択し、以来、市役所の複数の部署で様々な仕事に携わることができました。その間、常に頭にありましたのは、「教育」のことです。今でもそれは変わりません。学校教育に直接的に関与することはありませんが、例えば、市の事務事業を通じて子どもたちと接したり、社会教育(生涯学習)の領域であったり、間接的に「教育」に触れる機会は実に多くありました。
 教育と行政は、密接な関係性にあります。地方自治体は、それぞれ独自の都市像を掲げていますが、究極的には、住民の皆様が健やかで幸せな暮らしを営むことができるようにすることが、行政の仕事です。教育で言えば、子どもたちが学校で安心して学び、地域で伸び伸びと育ち、多くの経験を通じて成長できるような“環境”をつくることです。“教育環境”の創造に貢献できることは、市職員として、この上ない醍醐味であると思います。