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地区・支部だより

同窓の絆 南支部アップデート
新美 勲 画像知多地区・東海支部
新 美   勲

法経社教室
(平成2年卒業)
東海市立加木屋小学校

 東海市は、知多半島の付け根に位置し、「鉄とランの街」として知られています。市の玄関口となっている名鉄太田川駅周りでは、一年を通して様々なイベントが開催され、賑わいをみせています。今年度は、市制55周年を迎え、「55(GOGOとうかい)」をキャッチフレーズにさらなる発展を目指しています。市内の上野台公園には二千本のカキツバタがあり、井ヶ谷の5月を思い出すことができます。
 東海支部には、小学校12校、中学校6校があります。今年度は9名の新規採用者を迎え、会員数は159人になりました。今年度は、4年間行うことのなかった支部懇親会を夏休みに開催しました。会員相互の絆を再確認することができたと感じています。支部には若手教員も多いことから、所属感を感じながらお互いを支え、高め合うことができるような同窓会活動を目指していきたいと考えています。

鈴木 兼雄 画像名古屋地区・南支部
鈴 木 兼 雄

化学教室
(昭和63年卒業)
名古屋市立春日野小学校

 一昨年度、教員生活34年目にして初めて勤めることとなった南区は、海に近いこともあり、天白川、山崎川、大江川と3つの河川の河口近くに位置している。そのため南区は65年前の「伊勢湾台風」で大変大きな被害を受けたところでもある。
 南支部は小学校18校、中学校7校で、会員数は190余人である。昨年度久しぶりに支部懇親会を開催し、「再会」を喜び合い、交流を深めることができた。
 同窓会活動の意義は、相互交流と仲間づくりにある。特に「伊勢湾台風」のような大災害が起きた時、高いコミュニケーション力をもった愛教同の会員には「励まし合い、高め合う」意識をもって、より迅速に復興につなげる力を発揮することが期待される。
 大災害の発生が予測されるなど不透明な時代の今、会員がこの力をより伸長させるためにも同窓会活動のアップデートが必要であると考える。
 名古屋地区会南支部では、同窓会活動の意義を再構築・再認識し、みんなで知恵を出し合って、「続けてよかった同窓会」を創造し続けていきたい。


支え合い、高め合う 校種や業種を超えたつながり
鎌谷 祥行 画像三河地区・西尾支部
鎌 谷 祥 行

史学教室
(平成6年卒業)
西尾市立福地北部小学校

 抹茶の生産が盛んで、西尾城、三河湾といった観光スポットも多くある西尾市。最近は、フルマラソンとなるにしおマラソンの開催でも注目されています。私は、昨年度、この豊かな自然と歴史に彩られた西尾市に縁あって転勤してきました。
 新しい環境で勤務することは、本来、心細く感じるものです。しかし、昨年度から西尾支部では、研修会等の活動が再開されており、活動に参加することで、会員とのつながりができ、心強く感じることができます。改めて、親和共励を大切にした同窓会活動のよさを実感しています。
 西尾支部は今年度、新採会員21名を迎え、現職会員数は327名となりました。6月1日には総会を行い、永年勤続及び中堅勤続表彰を受賞された方々をお祝いすることができました。また、コロナ禍以降、中断していた懇親会を同日に開催することができ、支部会員の縦と横のつながりを深める貴重な機会とすることができました。今後もお互いに支え合い、高め合える同窓会活動を進めていきたいと考えます。

小林 大樹 画像県立学校部
小 林 大 樹

中等教育教員養成課程
技術専攻
(平成23年卒業)
豊橋市立
くすのき特別支援学校

 県立学校部では、昨年度より特別支援教育サークル「en Donuts(エン ドーナッツ)」の活動が進んでいます。当サークルは、小・中・高・特の教職員で発足したサークルです。現在は、地区の壁を越えた同窓会員や非同窓会員の参加もあります。特別支援学校の先生同士は、比較的関わることが多いですが、他校種の先生と関わることはなかなか少ないと感じます。当サークルで小学校・中学校・高等学校の先生方とのつながりができたことで、日ごろの悩みや特別支援学校との違いを共有したり、自分が学んだことを紹介したりすることができています。また、他業種の方の参加や講師としての発表も行われています。日常の学校生活では、関わりあうことが無い方々とも、出会い・話を深めることができ、とても有意義な経験となっています。
 これからも、校種や業種を超えた、いろんな人との関わりを通じて研鑽を積み、子どもたちへと還元していきたいです。


地域の一員として見た学校
木村 忠好 画像公務員部会
木 村 忠 好

地理学教室
(昭和63年卒業)
高浜市企画部
(公務員部会長)

 大学を卒業し、高浜市役所に就職しました。現在、部長職に就いておりますが、近隣市でも愛教大出身の部長職が多く、心強い限りです。
 さて、私は管理職になった15年ほど前より、市内の小学校の校門前の横断歩道で、毎月10日の7時30分から8時まで、交通安全指導の立哨を行うことになりました。地域の一員としてのボランティアでありますが、実際は職務命令でありました。何人かの校長先生と一緒に立哨してきましたが、ある意味、その学校の歴史を知る者となっています。児童の様子も時代とともに変わってきていることを肌で感じています。それでも、地域の一員としての私に、大きな声で挨拶をしてくれる児童の姿は、大きく変わることがありません。校長先生が率先して挨拶をしている姿が、児童の模範になっていることを強く感じます。私だけでなく、地域住民の多くの方が、そう感じているに違いありません。