愛知教育大学同窓会 TOP  

地区・支部だより

絆を大切に 今こそ問われる同窓の絆
海部地区・津島支部
伊 藤 武 司

法経社教室
(昭和63年卒業)
津島市立神守小学校

 津島市は、愛知県の西部に位置し、津島神社の門前町として栄えてきました。600年近く前から続く尾張津島天王祭、国の重要文化財である堀田家住宅をはじめとする文化財や古い町並みなど、歴史的・文化的遺産に出会うことができます。また自然も豊かで、初夏の藤の花など、四季折々の姿を見せる天王川公園の季節の移り変わりは、訪れる人の心を和ませてくれます。
 津島支部には、小学校8校、中学校4校があります。今年度は2名の新規採用者を迎え、会員数は85名になりました。5月に代議員会を開催するとともに、ここ数年行うことがかなわなかった会員が交流する場も再開する予定です。それらを通じて、会員相互の絆を再確認し深めるとともに、若手教員を支援するなど、組織の強化を図っていきます。今後も、強く結びつき、お互いを高め合うことができる同窓会活動の発展を目指していきたいと考えています。

名古屋地区・港支部
太 田   智

哲学教室
(昭和62年卒業)
名古屋市立東港中学校

 港区は名古屋市南西部に位置し、区の南部には日本を代表する国際貿易港の名古屋港がある。区内には水族館やテ−マパ−ク等のレジャ−施設や大型商業施設、周辺には新築マンションが競い合うように建設され、都心に出やすい利便性とも相まって、若い世代や子育て世代が住みたくなるような、魅力ある街づくりが急ピッチで進むエリアとなっている。
 港支部には、小学校が20校、中学校が8校あり、今年度の会員数は、10人の新規採用者を含めた209人となっている。支部の特徴としては、全体的に若い世代の教員が多く、活気ある雰囲気の職場が多い。
 コロナの制約から立ち戻る時期だからこそ、同窓会の活動も今一度原点に立ち返る必要があると感じている。お互いに支え合い、学び合い、ともに成長できる仲間であるとともに、集えば心和み、ほっとできるような、帰属意識のもてる組織であってほしいと願っている。


会員を核にして、
安城教育を彩り豊かに
校種間連携の力
三河地区・安城支部
加 藤 雅 亮

心理学教室
(昭和61年卒業)
安城市立安城北部小学校

 かつて日本デンマークと呼ばれた安城市は、農業が盛んな一方、自動車関連等の工場が多く立地する工業も盛んな街です。この安城市に小学校21校と中学校が8校あり、本年度の現職の支部会員数は418名です。会員の中には、愛教大とは異なる大学出身の方も参加してくださっています。安城支部は、先輩方の築いた伝統により、各校のリーダーとなる皆さんがすべて参加をする中で、「みんなが一つになって、安城教育をさらに充実・発展させていこう」という会となっています。
 6月に4年ぶりとなる愛教同安城支部総会を開催しました。新入会員紹介では、代表者の素晴らしいあいさつや未来を託せる若者たちの希望に満ちた姿に「この会はやっぱり大切だなあ」との声も聞かれました。同期の会員との横のつながりと、年次の異なる先輩後輩の縦のつながり。これらが織りあって、安城教育をさらに彩り豊かなものにしていくことを願っています。

県立学校部
小 芦 英 生

生物学教室
(昭和61年卒業)
愛知県立長久手高等学校

 高等学校では本年度4月の学校名(及び課程、学科)の変更や統廃合を皮切りに、高等学校再編整備計画が実行に移され、高等学校の魅力化・特色化が図られている。2025年度には第一次の探究学習重視型中高一貫校の開設や県立夜間中学校の開設も計画されている。また2026年度には、地域の教育ニーズ対応型として、特別な支援が不可欠な、不登校経験者を対象とした中高一貫校の他、第二次探究学習重視型や高度ものづくり型の中高一貫校の開設等も計画されている。
 特別支援学校は5か年にわたる第2期愛知県特別支援教育推進計画の最終年度として、計画の主眼である障害の有無や学校種の違いによって隔てられることのない特別支援教育の充実について検証が行われる1年となる。
 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校教育の全てを貫いた太くしなやかな連携が、愛知の子どもたちの笑顔を支える大きな力となる日はすでに来ていると感じる。