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令和5年度実施事業の概要報告

卒業記念品

令和5年度 卒業記念品トートバッグ 画像

 令和3年度から、同窓会として卒業する皆様をお祝いするという趣旨によって行われていた卒業を祝う会を、飲食を伴うことを理由に中止としました。しかし、その趣旨を生かしたいと考え、卒業記念品としてトートバッグを製作して配布してきました。

 令和5年度も、同窓会広報にてデザインの募集を行いました。そして、応募作品の中から、教育学部教育支援専門職養成課程の庄司有歩さんの案を採用しました。絵と文字がかわいらしいデザインとして映えているという声が聞かれました。

 今回も卒業の皆様からは好評であったことを受け、令和6年度もトートバックのデザインを募集することとしました。


令和6年度入学式後の昼食風景

愛知教育大学 国語教育講座  衣 川 彰 人

 昨年までの卒業式・入学式はコロナ禍の中、感染予防のため、課程・専攻等により時間を分けて2部制で行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症が5類へと移行したことにともない、今回からは、4年ぶりに人数制限なく、全学の対象者が一堂に会しての開催が再開されました。しかし、愛知教育大学同窓会では、未だ終息していないコロナウイルスへの感染リスクも考慮し、今回も、卒業式と入学式後の祝賀パーティーの開催は見送りとしました。令和5年度の卒業生には、昨年同様に、祝賀パーティーに替えて、同窓会名を記した特製の卒業証書用トートバックを記念品として贈呈いたしました。また、令和6年度の新入学生には、感染防止対策を万全にしながら昼食用のお弁当を提供いたしました。

 入学式は、本年より、入学ガイダンス等の実施予定もあり日程が早まり、令和6年4月2日(火)、盛大に挙行されました。入学式を終えた学部と大学院の新入生は、所属ごとに分かれて昼食会となります。本年は、入学式会場の講堂から、お弁当の配付場所である教育交流館までの間に多くの在校生が集まり、いつの間にか長い歓迎の花道が作られました。新入生はその中を移動しながら、祝福を受けるとともに、両手に持ちきれないほどのクラブ・サークル案内を受け取ってとても嬉しそうでした。食事の際も、昨年までの静かに黙食する様子とは変わり、新しく出会った友人とともに、早速、賑やかに語り合いながら昼食をとり、これから始まる大学生活について期待を膨らませ、明るい笑顔一杯で楽しく過ごす新入生の姿があふれていました。

 午後の学生支援ガイダンスまでのわずかな時間ではありましたが、新しき門出を祝う会として喜んでもらえたようでした。

教育交流館での弁当配布
教育交流館での弁当配布
教室での昼食風景
教室での昼食風景

美術科同窓生による竹原 裕先生叙勲祝賀会

祝賀会世話人代表  山 田 哲 郎
(美術科デザイン教室 昭和51年卒業)

 令和5年12月2日(土)に愛知教育大学美術科でお世話になった恩師である竹原 裕教授の叙勲祝賀会を東京第1ホテル錦で行いました。竹原先生は、令和2年度に瑞宝中綬章受勲されましたので、すぐにでも祝賀会をと計画しましたが、コロナ禍の中でもあり延期をしていました。3年が経過しましたので有志で世話人会を立ち上げ、竹原先生が大学在籍の昭和49年からの全美術科卒業生に呼び掛け、当日出席者113名、記念品料のみ参加も多く盛大に行うことができました。

 祝賀会当日は、竹原先生の教授時代と同じように楽しく思いやりのある挨拶に続き、卒業年ごとの懇談に花が咲きました。先生は、教え子たちの成長を心から喜んでみえ笑顔で思い出話をしてみえました。一同が驚いたのは、今でも若々しく、また、教え子の名前をほとんど覚えてみえることでした。

 ご来賓として、野田敦敬愛知教育大学学長にお越しいただき心温まる祝辞を頂戴しました。そして、サプライズゲストで竹原先生の大学時代の後輩であり、現在グラフィックデザイナーとしてご活躍中の森岡完介氏が駆け付けられ、当時のお二人の深いつながりと竹原先生の人徳を感じる場面がありました。

竹原裕先生叙勲祝賀会の様子 画像

 竹原門下生のほとんどが教員で活躍していた方々ですが、中にはデザイナーとして第1線で活躍中の方も多く、相互に懇親を深めることもできました。竹原先生の叙勲は同窓生にとっても素晴らしい機会と出会いを作ってくれました。この祝賀会がきっかけで、私の51年卒美術科は初めて同級会を行うことができました。竹原先生のおかげです。いつまでも導いていただいています。

 その竹原先生は、祝賀会3か月後の今年2月に永眠されました。ご遺族からは最後まで「あの祝賀会は楽しかった。教え子と会えて良かった。」と話をされ息を引き取られたそうです。天国に行かれても私たちの恩師である竹原 裕先生は今でも私たちの恩人です。


平成16年次卒業20周年記念同窓会

名古屋市教育委員会生涯学習課  川 原   佑・廣 田 智 史
(理科 平成16年卒業)

 令和5年11月12日(日)、愛知教育大学16年次20周年記念同窓会が金山のサイプレスガーデンホテルで行われました。当日は愛知教育大学同窓会会長の市野聖治様はじめ9名の来賓の方々にお越しいただき、総勢140名の出席で盛大に会を行うことができました。

 まず、発起人代表の山口拓也からの挨拶ののち、同窓会会長の市野聖治様より「いろいろな価値を生み出すことが必要な時代になってきた。だからこそ教育に力を入れて、新たな未来を築いていくことができる社会にしていかなければならない。ここにいる皆さんは今後の教育を担う人たち。これからも期待しています。」という励ましのお話をいただきました。

 同窓会名誉会長の野田敦敬様からは、「愛知教育大学は今年で150周年。皆さんが入学した2000年には、カリキュラム編成や基礎実習の導入など、大きな改革を行った。時代とともに大学も変わってきている。歴史を大切にしつつ、大学・附属・地域社会で協力し、新たなコンセプトで教員養成を進めていきたい。」とのメッセージをいただきました。

 同窓会尾張地区会会長の山田淳夫様からは、「16年次の皆さんは現在、教務主任を務めるなど、学校のミドルリーダーとして頑張っている方が多いと聞く。同年次の横のつながりを大切にしつつ、ブレーン的な存在として、各学校の教員をリードしてほしい。」とのお言葉をいただきました。

平成16年次卒業20周年記念同窓会 集合写真 画像

 同窓会名古屋地区会会長の坂野重法様のご発声により、参加者一同で乾杯を行い、懐かしい仲間との懇親が始まりました。久しぶりに出会う仲間と会話が弾み、笑顔の絶えない時間となりました。また、大学時代にはなかった新たな繋がりもでき、終始、温かい雰囲気で会は進みました。仕事や家庭のこと、他の仲間の動向など、最後まで話題は尽きませんでした。

 開催にあたり、ご臨席賜りました来賓の皆様、運営でご協力いただいた同窓会本部、ご指導いただいた先輩年次の皆様には、深く感謝を申し上げます。そして、16年次卒業生の仲間にも改めて感謝いたします。