会長あいさつ



第44号
時代が変化しても通用する学習内容を!!
会 長  竹 原  裕
会長あいさつ
母校だより
進路状況
施設紹介
活躍する本学の学生
平成30年度愛知教育大学同窓会総会・懇親会
平成30年度 愛知教育大学同窓会総会での会員の発言
愛知教育大学同窓会会則・寄附金等受入規約
個人情報保護方針
役員・支部長
事業報告
事業計画
決算
予算
実施事業の概要報告
地区・支部だより
会員の声
会長 竹原裕 写真 今年7月は、地球環境の将来についての不安や奇異な戸惑いを実感した夏でした。気象庁が発生確率が30年に一度よりも低い「異常気象」と呼ぶほどの記録的な豪雨や連日の猛暑に加えて、日本列島を東から西に横断した”逆走台風”には驚きました。そんな中で、今年第100回を迎えた夏の甲子園高校野球開会式をテレビ観戦していました。グランドに整列した選手やプラカードを掲げる女子高生に加えて、スタンドの応援団やブラスバンドの奏者など、甲子園を埋めた多くの参加者が場内アナウンスの合図に合わせて、ポケットから取り出したペットボトルを手に一斉に水分を補給するシーンを見て、何とも素朴でありながら最も有効な熱中症対策の姿を垣間見た想いで、大会関係者の粋な計らいに爽やかな"あっぱれ"を感じました。
 ところで最近、第4次産業革命の話をよく耳にします。いまの日本には、人口減少・第4次産業革命・人生100年時代という三つの大きな変化の波が押し寄せており、働き方の抜本的な改革が求められています。
 羽田国際空港では入国審査のデジタル改革により、外国人や双子の顔認証識別が瞬時に可能になるなど、技術革新が進んでいると言われています。これらコンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事が、ロボットなどの機械に取って代わられようとしています。たとえば『グーグル・カー』に代表されるような無人で走る自動運転車は、これから世界中に普及し、それによりタクシーやトラックの運転手は仕事を失うのです。これはほんの一例で、機械に取って代わられる人間の仕事は非常に多岐にわたり、今後10〜20年程度で人間が行う仕事の約50%弱が機械に奪われる・・・そんな衝撃的な予測を英オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授が2014年秋に自らの著書「雇用の未来」の中で公表し、世界中で大きな話題になったのは記憶に新しいところです。現在始まりつつある第4次産業革命では、全てのモノをインターネットで繋ぎ、膨大な情報を収集し人工知能が最適な判断を下す「自律化」が急速に進んでいます。
 さて、AIやIoTの加速度的進化は、人間社会や教育界に根本的な変革をもたらすと考えられます。とりわけ子どもたちの未来に大きく拘わる教育界は、この変革への対応を迫られている筈です。予測を超える全く新しい時代の到来に備える準備を、新しい学習指導要領にも適切に反映する必要性を強く感じているこの頃です。